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「ぷらら」が迷惑メール規制システムを導入
〜1月より、業界初の「Outbound Port 25 Blocking」携帯事業者向け運用開始!〜
インターネットプロバイダ「ぷらら」(http://www.plala.or.jp/)
を運営する株式会社ぷららネットワークス(略称:(株)Plala、本社:東京都豊島区、代表取締役社長:板東浩二)は、
迷惑メールを規制するシステムの新規導入を決定しました。さらに「Outbound Port 25 Blocking」と呼ばれる規制手法を
併用することで、迷惑メールを起因とした遅延の解消を可能とします。
運用の第1弾として2005年1月よりボーダフォン株式会社(以下、ボーダフォン)の携帯電話ユーザ向けに送られる
迷惑メールに対する規制を実施します。「Outbound Port 25 Blocking」による携帯電話向け迷惑メール規制の実施は
日本における初めての試みとなります。
1.携帯向け迷惑メールの実態
携帯端末を利用したメールサービスが一般的な通信手段となり、これを逆手にとった大量の広告送信など
迷惑メール(スパムメール)が社会問題にまで発展しています。ぷららネットワークスが独自に行った調査では、善意のユーザ
のメールサービス利用に悪影響を及ぼす迷惑メールがトラフィック全体の6割程度を占める場合もあるという検証結果が
明らかとなっています。
迷惑メールの送信を受けたISPや携帯電話事業者は、自社サービスを保護する目的で、止むを得ず送信者の利用する
ドメインごと一時的に受信を規制することが多いのが現状です。このような場合、迷惑メール送信行為とは無関係な大多数
の善意のユーザからのメールが届きにくくなる<遅延>という2次被害が発生しています。特に、受信直後のメールを
手元で確認できることにメリットを感じている携帯メールユーザには大きな被害を及ぼすことになります。
2.携帯向け迷惑メール規制システムについて
ぷららではこのたび、迷惑メールの送信パターンのうち代表的な2つについて防止対策を講じることにより、大多数の
善意のユーザからの送信メールの遅延を抑制し、サービス品質の向上に努めます。
【1】ぷららのメールサーバを経由して送信される場合
ぷららのメールサーバにオープンウェーブシステムズ(本社:米国カリフォルニア州、日本法人:オープンウェーブ
システムズ株式会社、東京都新宿区、代表取締役社長:森岡洋介)の提供する迷惑メール送信規制システム
「Rate base spam control」(※1)を導入します。このシステムがトラフィック中の大量メール送信を検知すると、
その送信者を特定して以後の送信行為を規制します。
【2】動的IPアドレスを利用して独自設置のメールサーバ等から送信される場合
独自に設置したサーバからの動的IPアドレスを利用した大量のメール送信は、ISPの基幹メールシステムには関与
せずに通過してしまうため、またIPアドレスからの送信者特定が困難であるため、送信に利用されるネットワークの
提供事業者にとって一番対処しにくいケースとされていました。このケースについては、現在米国を中心に
「Outbound Port 25 Blocking」と呼ばれる手法が有効と提唱されています。
■「Outbound Port 25 Blocking」とは
ISPのネットワークとインターネットとの接点(ゲートウェイ)で、ISP側からインターネットに向かう
メール送信(SMTP(25))を遮断してしまう迷惑メールの規制手法。
ISPのネットワークを利用したメール送信には、ISPの用意するメールサーバを通過することを原則とし、
サーバの通過なしでは外部にメールを送ることができなくなる。
ぷららネットワークスではネットワーク外へのメールの通過点に「Rate base spam control」を組み込んだ
中継用メールサーバを設置します。この中継用サーバを通過することをネットワーク上で義務付けることによって
【1】と同様に迷惑メールの送信行為を規制します。
これら対策の結果、迷惑メールと定義される送信メール総量の1%程度がネットワークを通過する段階で
検知され、残りの99%を破棄するなどの対処法によって、ぷららのネットワーク内での送信行為の規制が可能になる
と見込んでいます。このため、受信者側のISPや携帯事業者はぷららのネットワークを経由して送られてくるメールを
安心して自社ネットワークへ受け入れることができます。
3.ボーダフォン携帯電話向け迷惑メールの規制について
上記についてボーダフォンのご理解をいただき、2005年1月よりぷららのネットワークを経由し、ボーダフォン
携帯電話ユーザ向けに送られるメールについて、【1】【2】の対策を併せて実施します。【2】にある
「Outbound Port 25 Blocking」による携帯電話向け迷惑メール規制の実施は日本における初めての試みとなります。
ぷららのネットワークからボーダフォンのネットワークに届くメールはすべて監視システムを通過することになります。
このため、実質的に、ぷららのネットワークを通過する善意のユーザからのボーダフォン向けメールはスムーズに配信され、
前述のような迷惑メールの2次被害とされる遅延の解消が期待されます。
このたびのISPと携帯電話事業者の協力による「Outbound Port 25 Blocking」を採用した迷惑メール規制は
初めての試みであり、この事例が日本におけるISP・携帯キャリアをはじめとする事業者一体となっての迷惑メール対策の
布石となることを期待しています。
4.その他
ぷららネットワークスでは今後、他の携帯事業者とも同様の迷惑メール送信規制を実施する予定です。各ISPとも
迷惑メール問題について対策協議をすすめ、適正かつ有効なブロードバンドネットワーク利用の推進に注力してまいります。
(※1)オープンウェーブシステムズ「Rate base spam control」について
「Rate base spam control」は、数多くの通信事業者による要望をもとに最適化された迷惑メール対策ソリューションで、製品開発拠点を国内(東京都新宿区)におくことにより、多様化する迷惑メールに対して、より迅速かつ柔軟な対応を実現しています。
オープンウェーブシステムズは世界約150社/日本国内約10社の通信事業者向けに高信頼性メールソリューションを提供しているソフトウェアベンダーです。
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