【シナリオの形式について】
シナリオと小説の決定的な相違点は、映像化が前提になっているか否かでしょう。
シナリオは読みにくい、とよく言われます。それは登場人物の心情描写の方法の違
いからでしょう。小説は“地の文”で独白(モノローグ)などで登場人物の心情を
直接描写しますが、シナリオは人物の動きと台詞のみで描写します。独白やナレー
ションを使う場合もありますが、これはあまり褒められた表現手段ではありません
。(「WITH LOVE」の場合は別(^_^;)
シナリオは三つの要素から出来ています。
【柱】
ドラマがどこで起きるのか、場所を指定します。
たまにアップで入って欲しい“物”を指定したり、動きを指定したりもします。
【ト書き】
〜と、歩く。〜と、走った。
といった書き方をするので“ト書き”と呼ばれるようになったそうです。登場人物
の動きや状態などを指定します。
()でくくって台詞の中に入れる場合もあります。
【台詞】
登場人物が喋る内容を指定します。
どれも重要なのですが、特に斬新で心打つ台詞を書ける作家が歓迎されます。