![]() |
|
|
| □ 前回の粗筋―― | |
| 絵恋の両親に結婚の挨拶をしに南仏に行く圭太と絵恋。 | |
| 絵恋の母親の正体を知ってビックリする圭太。 | |
| 帰国すると、待っていたのはリストラ通告。 | |
| 隣の住人は、大学時代の友人・山田。 | |
| 更に、理衣が圭太たちの新居に転がり込んできた! | |
| □ 圭太のマンション・リビング | |
| 圭太が理衣の旅行鞄を持って入ってくる。 | |
| 理衣、バッグからチーズなどフランスのお土産を取り出して―― | |
| 理 衣 | 「はい」 |
| 絵 恋 | 「お土産なんかいいから。どうして日本に来たの? どうして連絡しなかったの?」 |
| 理 衣 | 「思い立ったが吉日っていうでしょ?」 |
| 絵 恋 | 「意味判ンない」 |
| 理 衣 | 「しばらく泊めて」 |
| 圭 太 | 「しばらくって?」 |
| 理 衣 | 「一週間か十日か、一ヶ月か一年か、ずっとか」 |
| 絵 恋 | 「マモン!?」 |
| 圭 太 | 「……」 |
| 理 衣 | 「飛行機疲れたぁ……(と肩を揉みながら)寝る」 |
| と、寝室に入っていこうとする。 | |
| 絵 恋 | 「(慌てて止めて)使うならこっち……」 |
| と、和室へ連れていく。 | |
| 理 衣 | 「布団は押し入れの中でしょ? 適当にやるから」 |
| と、襖を閉める。 | |
| 絵 恋 | 「マモン、まだ話終わってないんだけど」 |
| と、襖を開けると―― | |
| 理衣、早くも下着姿になっている。 | |
| 圭太、慌てて目を逸らす。 | |
| 理 衣 | 「明日ね」 |
| 絵恋、ムッとなって襖を閉める。 | |
| 圭 太 | 「……冗談じゃないよ」 |
| 絵恋、家の電話を取り、かけ始める。 | |
| 絵 恋 | 「(相手が出て)もしもし、香恋?」 |
| □ フランス・ワイナリー | |
| 香恋が電話に出ている。 | |
| 香 恋 | 「(焦っていて)絵恋……今取り込んでるから」 |
| と、切ろうとする。 | |
| □ 圭太のマンション・リビング | |
| 絵 恋 | 「待って。マモンのことでしょ?」 |
| ――以下、カットバック(あるいは画面分割)で。 | |
| 香 恋 | 「昨日からいないの。パリに行ってるのかと思ったんだけど、電話通じなくて」 |
| 絵 恋 | 「さっき来た」 |
| 香 恋 | 「えーッ、日本!?」 |
| 世恋、未恋が寄って来る。 | |
| 絵 恋 | 「何があったの?」 |
| 香 恋 | 「判ンない。マモン出して」 |
| 絵 恋 | 「パパは?」 |
| 香 恋 | 「代わる」 |
| と、隣にいた広瀬に受話器を渡す。 | |
| 広 瀬 | 「(ノンビリした声で)もしもし、マモンどうしちゃったの?」 |
| 絵 恋 | 「こっちが聞きたいの。喧嘩?」 |
| 広 瀬 | 「全然」 |
| 絵恋、襖を開けると―― | |
| 理衣、布団に入って寝息を立てている。 | |
| 絵 恋 | 「(電話に)ダメだ、寝ちゃってる」 |
| 広 瀬 | 「起して」 |
| 絵 恋 | 「パパ、知ってるでしょ? マモン、ちょっとやそっとじゃ起きない」 |
| 広 瀬 | 「ん……明日電話させて」 |
| 絵 恋 | 「判った」 |
| と、電話を切る。 | |
| 圭 太 | 「お義父さんたちにも内緒で来たのか?」 |
| 絵 恋 | 「理由も判らないって」 |
| 圭 太 | 「……まさかホントに一ヶ月、一年いる気じゃないだろ?」 |
| 絵 恋 | 「せっかくの新婚生活なのにぃ」 |
| 圭 太 | 「そうだよ」 |
| 絵 恋 | 「マモンにはとっとと出て行ってもらおうね」 |
| 圭太、頷く。 | |
| 圭太のモノローグ | 「冗談じゃないよ、元恋人の、義理の母親と同居なんて……」 |
| □ タイトル | |
| 番組データへ | (2)へ続く |
(C)Copyright 2001 Kazuhiko Ban. All rights reserved.