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●七瀬ふたたび 第3回 (1)

□ 前回までのダイジェスト
□ マジックバー“?”・店内
七瀬、空いたテーブルを片づけている。
不意に――
□ フラッシュ
トランプ。
ハートの8。
クローバーの4。
ダイヤのK。
スペードのA。
それぞれの絵柄が浮かんで、消える。
□ 元の店内
七瀬、怪訝。
西尾、隣のテーブルを見ている。
恒介の合図で、四人の客が一斉にトランプを捲る。
ハートの8。
七瀬、!
クローバーの4……ダイヤのK。
そして、スペードのA。
七 瀬「――!」
客たち、「当たった!」
見ている西尾、微かに笑う。
七 瀬「――!?」
七瀬の心の声「この人……裏向きのカードを見た」
□ 同・カウンター近く
七瀬が客席から戻ってきた恒介を捕まえる。
恒 介「なんだよ」
七 瀬「(声を潜め)あの人、カードを透視しました」
恒介、! 七瀬の視線を追い、西尾を見る。
そして怪訝な表情になる。
七 瀬「私たちと同じ能力……」
恒 介「(遮り)放っとけ」
と、事務室へ入っていく。
七 瀬「……?」
増田店長、西尾に声をかけられ、ニコニコとその席に座る。
西尾、グラスにシャンパンを注いで増田店長に渡す。
増田店長、恐縮した様子で受けて乾杯する。
西尾、増田店長を見る。
□ フラッシュ
胸に埋め込まれた心臓ペースメーカー。
□ 元の店内
七 瀬「――」
西 尾「店長さん、心臓がお悪いんですか?」
増田店長「(戸惑って)え、ええ」
西 尾「ペースメーカー、埋められてますよね」
増田店長「どうして判ったんですか!?」
西尾、答えず、微笑でシャンパンを飲む。
増田店長、不思議そうに西尾を見る。
七 瀬「(不安を感じて)……」
□ タイトル
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(2)へ続く

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