NAVI

●うちの子にかぎって........2 第二回(1)

□ 吉祥寺本町小学校・校門
登校してきた石橋先生、ア然となる。
ブレザーにたすきの祐二。お揃いのブラウスとスカートの五年三組の女の子たち(マスコット隊)がズラリ並び、登校してくる子供たちに握手。
「会長候補、五年三組、高丘祐二、高丘祐二です!」
声を嗄らして連呼する××。
――電話をダイヤルする音がWる。
「もしもし、TBSですか? いますぐ放送をやめて下さい!(と、金切り声で)」
我が五年三組の子供たちの活躍が続く。
それが、テレビ画面の中におさまり――
□ 居作家・居間(夜)
居作竜太郎、寝転がってテレビの『うちの子にかぎって........・2』第一話を見ている。
「竜太郎! テレビ消しなさい!」
少し離れた所で電話をしている竜太郎の母・恵津子が怒鳴った。
恵津子「(話に戻り)........どうしてこんな教育に悪い番組、放送してるんですか! ........確かに今の子供たちにああいった面がないとは申しません。でも、やりすぎです。うちの子も五年生ですけどね、全然違いますよ。それに、子供たちはテレビに影響されやすいんです。うちの子が真似したらどうしてくれるんですか!」
竜太郎、うんざり顔で恵津子を振り返り、またテレビを見る。
恵津子「(昂奮して)おたく、天下のTBSでしょ!? こんなクダらない番組やるんなら、『金八先生』再放送してくださいよ、『金八先生』を!」
ガチャンと電話を切り、テレビのところへ飛んでくる。
竜太郎、恵津子の勢いにビックリ。
恵津子「見ちゃ駄目ッ!」
と、画面を塞いだ――。
□ タイトル
番組データへ
(2)へ続く

(C)Copyright 1998 Kazuhiko Ban. All rights reserved.