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●うちの子にかぎって........2 最終回(1)

□ 真夏の太陽がギラギラと照りつけている
子供たちの無邪気な歓声。
□ 吉祥寺本町小学校・プール
――水泳の時間。
子供たちが水飛沫をあげてはしゃいでいる。
一角で、石橋先生の指導でバタ足の練習をさせられている西村や手塚たち。
――プールの中。
泳がずに突っ立っている居作、顔をしかめてきばっている。
薄 井「居作、なにやってんだよ」
居 作「ウン?」
羽 田「ションベンしてるんじゃないだろうな」
居 作「違うよ、ウンチだよ」
!? と顔を見合わせる薄井たち。
居作、スッキリした顔をして、水泳パンツの中から“ウンチ”を取り出す。
薄井たち、ギョッ! 居作から離れようと必死にあがきながら........。
子 安「キタネエなッ!」
牛 島「居作、頭おかしくなったんじゃないか!?」
居 作「(笑って)おもちゃだよ」
と、“ウンチ”をつまんでヒラヒラさせる。
薄 井「(ホッとなり)くだらねえもん持ってくるなよな」
羽 田「趣味悪ィぞ」
牛 島「(顔をしかめて)クサい! おい、本物じゃねえのか」
子 安「あ........匂う匂う」
居 作「(頭を掻いて)おならが出ちゃった」
薄 井「サイテー!」
薄井たち、我先にプールを上がる。
――プールサイド。
女の子たちが甲羅干ししながらワイワイ。
「えーッ、ウソーッ!」
和 美「ホントだってば。信頼できる筋からの情報」
朋 子「(顔を出して)何? 何?」
今日子「チェッカーズが解散するんだって」
朋 子「うそ!」
いづみ「まさか、チェッカーズにかぎって、ねえ」
絵 里「デマよ、デマ」
和 美「友だちのお父さんがテレビ局に勤めてて、その人がチェッカーズのマネージャーから直接聞いたんだって」
いづみ「テレビ局っていい加減じゃない」
毬 藻「宣伝よ、話題盛り上げようって........」
史 恵「そうね、もうすぐ新曲だって出るんだから」
「知ってるゥ。□□□□(新曲のタイトル)ってやつ」
「チェッカーズ、素敵よねえ........」
近くでプールから上がった薄井たちが騒いでいる。
史 恵「(聞こえよがしに)あーあ、どうしてクラスにはロクな男がいないのかしら」
麻由美「チェッカーズ、なんて高望みはしないけど、もうちょっとなんとかしてほしいよ、ねー」
女の子たち、みんな揃って、ねーッ。
ムッと女の子たちを睨む薄井たち。
薄 井「自分たちのこと棚に上げて何言ってんだよ」
羽 田「鏡見たことないのかよ」
薄 井「無理だよ。割れちゃうんだぜ、こいつらが見ると」
史 恵「なに言ってンのよ!」
史恵、薄井に体当たり。薄井、完全に体力負けでプールに転落。
それがきっかけとなり、男vs女でプールへの落とし合いが始まる。
石橋先生「コラッ、なにやってるんだ」
必死に制止しようとする石橋先生の顔がSTOPして――
□ タイトル
チェッカーズの生演奏をバックに、クレジットタイトルが流れる。
――曲は、『□□□□』(新曲)
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(2)へ続く

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